小田急相模原二宮神社(データ有)
明治時代に開拓されたこの地で、終戦後地域の活性化を願い神社が創建されました。土地、費用、労働力を地域の人たちで出し合い、昭和23年に小田原城内鎮守の報徳二宮神社を勧請して二宮神社となりました。境内には薪を背負いながら本を読む二宮金次郎の像が奉納されています。神社の境内にあるのは市内ではここだけだそうです。
なるべく雰囲気が出るように、拝殿、本殿を中心に現物に忠実に設計しました。また、燈籠、狛犬、手水舎、二宮金次郎像、神社碑、一の鳥居を小さなスペースにまとめることで神社らしさを出しています。社務所、神楽殿、末社、二の鳥居(これは有った方が良いかも?データには付けました)などは省略になっています。境内の樹木は、作者の趣味で杉と松、それから設計が2月頃だったので梅を植えています。また、本神社は街中にあるので周辺は民間の建物がひしめいていますが雰囲気を重視して背景は林としました。
日本基督教団鎌倉教会会堂(データ有)
クリスマスには何時も簡単なツリーを飾っていますが、それだけでは寂しいので教会を作って飾りました。
教会は、鎌倉市由比ガ浜二丁目にあります。ゴシックリバイバルのスタイルを持つ小規模教会とのことで、尖頭型のアーチ窓や塔屋などが初期ゴシック的なのだそうです。形は、東側を正面として、玄関とその上の二階、奥の会堂と合唱室、その左右に牧師室と祈祷室を配置している典型的な小規模プロテスタント教会のT字型をしています。
高くそびえ立つ正面の鐘塔はランドマークとしての役割も果たしていて、鎌倉の近代史の証となる貴重なモニュメントであり、鎌倉市景観重要建築物第5号に指定されています。(以上「鎌倉市景観重要建築物等指定調査報告書」から)
始めた頃に、既存のキットを制作したり、それを参考に自分で設計・制作した建物です。